家自体は小さくして、そのかわり外に対して開かれた家。家そのものではなく、その周りの環境をデザインすることで暮らしはぐっと外に広がって、もっと自由で生き生きとしたカタチが見えてきます。
少子化・高齢化が進む時代、家づくりは子育て家族だけのものではなくさまざまな世帯に対応するかたちが求められています。たくさんのエネルギーを消費する家から、環境をうまく取入れたコンパクトな暮らしへ。
家と家の間にほどよい空間があって心地よい街並や、活気あるコミュニティを形づくっていく。これからの社会や地球環境にもきちんと対応しながら大きく暮らす家づくりを考えてみました。

2012年、2014年グッドデザイン賞受賞